「お金は、苦労して稼ぐもの」
私は長い間、そんなふうに思っていました。
やりたいことが分からない。
好きなことを仕事にするのは怖い。
生活のためには、多少我慢して働くのが当たり前。
今振り返ると、私は「仕事」や「お金」に対して、知らないうちにいくつもの思い込みを持っていたのだと思います。
今回は、そんな私の「働き方の思い込み」について書いてみます。
わたしが長年抱えていた「お金は苦労して稼ぐもの」という思い込み

共働きだった両親のもとで、私は祖父母と過ごす時間が長くありました。
戦争を経験した世代だった祖父母からは、
・楽をしてお金を稼ぐのはよくない
・好きなことではお金は稼げない
・贅沢は悪い
・ものは大切にしなさい
そんな価値観を、直接言われたり、日々の暮らしの中で感じたりしながら育ったように思います。
もちろん、祖父母が悪かったという話ではありません。
その時代を生きてきた人たちにとっては、きっと当たり前だった考え方。
でも、そうした価値観は、知らないうちに私の中にも残っていました。
「仕事は大変なもの」
「お金は我慢や苦労の対価」
「好きなことをしてお金をもらうなんて、そんなに簡単ではない」
そんなふうに考えていたのだと思います。
好きなことを仕事にしない選択をしていた
20代の頃、私は「これがやりたい」という仕事がはっきり決まっていませんでした。
でも、今振り返ると、好きなことや興味のあることはありました。
それなのに、それを仕事につなげるという発想はありませんでした。
「好きなこと」と「仕事」は、別のもの。
仕事は生活のためにするもの。
そんなふうに、無意識に線を引いていたのかもしれません。
そして私は医療事務を目指しました。
ただ、実際に働いてみて気づいたことがあります。
私が憧れていたのは、外来で医師のそばに立ち、患者さんと関わりながら業務をサポートする看護師の姿だったのです。
当時の私は、
「医師をサポートする仕事=医療事務」
のように、少し勘違いしていました。
本当にやりたいことを深く調べないまま進んでしまった部分もあったと思います。
その時にはもう、看護師を目指そうとは考えていませんでした。
「知らなかったから選べなかった」を減らしたい
この経験から、今の私は、
「知ること」と「調べること」は大切だな
と思っています。
自分は何をしたいのか。
どんなことに興味があるのか。
それを仕事にするには、どんな方法があるのか。
必要な資格はあるのか。
どんな働き方があるのか。
当時の私には、そうやって選択肢を調べるという視点があまりありませんでした。
だからこそ、
「知らなかったから選べなかった」
ということを、これからはできるだけ減らしたいと思っています。
まずは「自分を知る」ことから

イメージボードを作りました。
40代になった今、改めて自分のことを考える機会が増えました。
やりたいこと。
やってみたいこと。
嫌ではなく、できること。
反対に、できれば避けたいこと。
紙に書き出したり、気になるものを集めたりしながら、自分の頭の中を整理しています。
以前は、こういう作業をしても「結局何になるんだろう」と思っていました。
でも、少しずつ自分の考えが見えてくると、
「私って、こういうことが好きだったんだ」
「こういう働き方を求めていたんだ」
と気づくことがあります。
目標がすぐに叶うわけではありません。
私自身も、まだまだ途中です。
それでも、自分が何を求めているのかを知ることは、これからの働き方を考えるうえで無駄ではないと思っています。
「苦労しないとお金は稼げない」と決めつけなくてもいい

好きな事をまとめてみました。
私は長い間、
「お金は苦労して稼ぐもの」
と思っていました。
でも今は、その考え方を少しずつ手放してもいいのではないかと思っています。
もちろん、働くことには大変なこともあります。
努力が必要なこともあります。
でも、
「苦労すること」と「働くこと」は、必ずしも同じではない。
好きなことや得意なことを活かして働く。
自分に合った環境を選ぶ。
今まで身につけてきた経験を別の形で活かす。
そういう働き方があってもいい。
40代になって、ようやくそんなふうに思えるようになりました。
まだ私自身も、答えを見つけたわけではありません。
これからも、自分の思い込みに気づきながら、
「私はどう働きたいのか」
を考えていきたいと思います。

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