ライフプランに興味がなかった私が、まさか登壇することになるなんて
30代後半の頃、まさか自分が「ライフプラン」について登壇するなんて思いもしませんでした。
しかも、“出会いを作る会社”でライフプランについて話す側になるなんて。
笑えますよね。
中学生の頃、授業でライフプランシートを作る時間がありました。
そのたびにわたしは決まってこう書いていました。
「予定は未定」
当時、憧れていたスタイリストさんの言葉を真似したものです。
「決められたレールは歩きたくない」「流されるように生きたい」
そう思っていました。
ところが今、雑誌や記事の編集に少し関わるようになって思うのは、
当時のその言葉も実は“編集された言葉”だったかもしれない、ということ。
人生、本当に何が起こるかわかりませんね。
40代になって気づいた「自分を知ること」の重要性

40代に入ってから、ようやくわかってきたことがあります。
それは、どんな選択にも「自分はどうありたいか」を問い続けることが大切だということ。
転職・結婚・子育て・お金。
人生のあらゆる決断の前に、自分の中で「何を大切にしたいのか」を整理する時間が必要です。
仕事に悩んだときこそ「自分の棚卸し」をしてみる

たとえば、仕事に悩んでいるとき。
「辞めたい」「変えたい」と思ったら、
一度立ち止まってノートに自分の気持ちを書き出してみてください。
書き方は自由。殴り書きでもOK。
頭の中で考えるよりも、紙に書くことで感情が整理されていきます。
そして見えてくるのは、「自分が本当に譲れないこと」
それが見えたら、今の職場に留まるのか、転職するのかを冷静に判断できます。
私はこの方法を知る前に転職しましたが、自然と同じ思考をしていたようで、
その後は「仕事を変えたい」と思うことがなくなりました。
イライラとの付き合い方も“自分を知る”ことから

PMSのイライラ。
※PMS=月経前症候群
以前はどうにもならず、家族に当たっては後悔の繰り返しでした。
でも最近は、「爆発した後の自分の後悔」を想像することで、
感情をコントロールできるようになってきました。
イライラが来た瞬間に「今ここで怒っても解決する?」と自分に問いかける。
たったそれだけで、怒りが少しずつ収まります。
「自分の感情の癖を知る」ことが、感情との付き合い方の第一歩なのだと思います。
買い物の癖も“自分を知る”ことで変えられる

わたしは買い物が大好きです。(たぶん)
買った瞬間は幸せ。
でも届いた瞬間、片付けや後悔が始まる。
そんな経験を何度もしてきました。
あるとき、「それはストレスの表れかも」と言われ、ハッとしました。
納戸を片付けたとき、出てきたのは“散財の跡”ばかり。
今となっては一銭の価値もないものを見て、ようやく気づいたんです。
お金の使い方にも、自分の特性が表れる。
お金の使い方を見直すライフプラン術

最近知った方法で、これから実践しようと思っているのがこちら👇
1. 1ヶ月分のレシートを全部取っておく
2. それを「幸せな買い物」「必要な買い物」「それ以外」に分類する
3. どんな出費が自分を幸せにしているかを把握する
4. 幸せな出費と必要経費だけを残し、先取り貯金&投資を行う
無駄な出費を責めるのではなく、
「自分がどんな支払いで幸せを感じるのか」を理解することが目的です。
自分という人間の特性を知り、上手に付き合う

人生のライフプランは、「未来を完璧に描くこと」ではなく、
「自分という人間を深く知ること」から始まります。
怒り・不安・お金の癖。
それらすべてに“自分の傾向”があります。
相手(環境)を変える前に、まずは自分の内側を知る。
それが一番のライフプランニングなのかもしれません。
まとめ
ライフプランとは「自分を知る旅」
• 決められたレールを歩かなくてもいい
• でも、漂うだけでは幸せの形は見つからない
• “自分のブレイクダウンの日”を持とう
ノートに書く・気持ちを整理する・お金の使い方を見直す。
それが、私にとっての等身大のライフプランシートです。



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