「お金は、苦労して稼ぐもの」
そんな考え方を、疑ったことはありますか?
やりたいことが分からない
好きなことを仕事にするのは怖い
生活のために我慢するしかない
もし少しでも心当たりがあるなら、
それは“能力不足”ではなく
価値観の思い込みかもしれません。
やりたいことが分からないとき、
モヤモヤしているときほど「自分を知る作業」が必要です。
1.棚卸し(ブレーンストーミング)
紙に思いつくまま書き出すだけで、頭の中は驚くほどスッキリします。
• 今、目の前に浮かぶこと
• それを達成するために必要なこと
どんどん枝分かれさせて広げていく方法でもいいですし、
最初に「大きな目標」を書いて、そこから逆算していく形でも構いません。
正解はありません。
書くこと自体が、整理につながります。
2.イメージボード

言葉よりも「視覚派」の方におすすめなのがイメージボードです。
• なぜか惹かれる写真
• 保存しているスクリーンショット
• 気になる色・雰囲気・ライフスタイル
それらを集めてコラージュすると、
「自分が何を求めているのか」が浮かび上がってきます。
迷ったときに見返したり、定期的に更新するのもおすすめです。
私は、棚卸しとイメージボードの両方を実践しています。
最近はパソコンでボード作成をしています。

更新も見返しも簡単にできるのでお薦めです。
どちらも
大谷さんの行っているマンダラチャートのようなもので
マンダラチャートが合わなかったので
自分に合ったものを見つけて実行しています。
視覚化すると目標達成に近づく気がしますが
まだ遠いですね。
自分の
• やりたいこと
• やってみたいこと
• 嫌ではなく、できること
少しずつ明確になってきましたか?
私が長年抱えていた思い込み
前回も書きましたが、
私には長年、手放せずにいた思い込みがありました。
「お金は、苦労して我慢して稼ぐもの」
共働きの両親のもと、
私は祖父母と過ごす時間が長くありました。
戦争を経験した世代の価値観の中で、
• 楽をして稼ぐのは良くない
• 好きなことではお金は稼げない
• 贅沢は悪
• ものは大切にしなさい
そんな言葉が、知らず知らずのうちに心に刷り込まれていました。
好きなことを、仕事にしない選択
本当は好きなことを学んだのに、
それを活かす道を選ばず、
「生活のために我慢する仕事」を志しました。
今振り返ると、
なぜその職種を選んだのか、はっきりとは分かりません。
もしかすると、
病気を経験したことが大きなきっかけだったのかもしれません。
私は医療事務を目指しました。
しかし実際に働いてみて気づいたのは、
私が憧れていたのは
外来で医師のそばに立ち、業務をサポートする看護師だったということ。
そもそも
「医師のサポート=事務の仕事」
と勘違いしていたのです。
けれどその時にはもう遅く、
看護師になろうとは考えていませんでした。
知ること・調べることの大切さ
• 自分は何を目指しているのか
• そのためには、どんな道があるのか
これを具体的に知ることは、本当に大切です。
リサーチ力や知見は、人生の選択肢を広げてくれます。
「知らなかったから選べなかった」
そんな後悔を減らすためにも、
まずは自分を知り、調べることから始めてほしいと思います。


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