―派遣として働く私が、今伝えたいこと
はじめに
何を仕事にしたらいいのか。
将来のことを考えると、不安で立ち止まってしまう。
そんな就活中の皆さんへ。
派遣という立場の私が語るのは、正直説得力がないかもしれません。
それでも、ワードプレスでブログを始めてから数ヶ月、
「このブログで何を伝えたいのか」をずっと考えてきました。
たどり着いた答えは、
• お金を稼いで生活すること
• そして、私自身が長年悩み続けてきた“仕事との向き合い方”
この2つでした。
今まさに仕事に悩んでいる誰かに。
これから働くことに不安を感じている誰かに。
この文章が、少しでもヒントになれば嬉しいです。
好きなことを学べたけれど、迷走した就職活動
私は大学4年間、幸いにも好きなことを学ぶことができました。
とても充実した時間で、両親や学校関係者、友人にはとても感謝しています。
しかし、就職活動が始まると
「自分はこの先、何ができるのか」
「何をして生きていきたいのか」
それを明確に言葉にすることができませんでした。
結果、就職活動はうまくいかず、
内定をもらった会社での内定アルバイト（当時はあった）も合わずに辞退しました。
今振り返って思う私の失敗は、
自分の未来をまったく描けていなかったことです。
経済的に自立したいという強い思いも、
どうしても叶えたい夢も、当時の私にはありませんでした。
「なんとなく」でここまで来てしまった。
それが、就職活動で露呈したのだと思います。
やりたいことがはっきりしている人は、やっぱり強い
大人になってから気づいたことがあります。
私の最大の敗因は、
「やりたいことがはっきりしないまま大学に進学したこと」でした。
大学は“やりたいことを見つける場所”と言われることもあります。
でも実際には、学部が分かれている時点で、
ある程度の方向性は決まってしまいます。
その学部で学んだ先に、働くという未来がある。
それを深く考えないまま、楽しさだけに集中していました。
実は、夢がなかったわけではありません。
ただ、あまりにも遠く感じて、すぐに諦めてしまった。
今ならわかります。
それは「情報を取りに行かなかった」だけだったと。
取りに行けば、つながる。
行動すれば、世界は広がる。
それに気づくまで、私は20年近くかかりました。
大人の就活は「経験」がすべて
大人になってからの就職活動は、経験ありきです。
資格を持っていても、
実務経験が重視される現実があります。
それでも私たちは、
「証明するため」に資格を取り続けてしまう。
この無限ループに、疑問を感じることもありました。
一方、新卒は違います。
何を学び、どう考え、
それをどう表現していきたか。
そこに、何かひとつでも“語れる経験”があれば、
採用担当者の心を動かすことができます。
今の時代は、SNSでの発信力が
武器になる業界も増えてきました。
お金は「苦労と我慢」だけで稼ぐものじゃない
私が長年抱えていた思い込みがあります。
それは、
「お金は苦労して、我慢して稼ぐもの」という考え方。
共働きの両親のもと、
私は祖父母に育てられた時間が長くありました。
戦争を経験した世代の価値観の中で、
「楽をして稼ぐのは良くない」
「好きなことではお金は稼げない」
そんな言葉が、知らないうちに心に刷り込まれていたのだと思います。
でもある場所に身を置いて、気づいたのです。
好きなことを通して、
社会に価値を提供し、仕事にしている人が
この世にはたくさんいるということに。
好きなことを追求した先にあるもの
学生時代から自分の道が決まっている人は、やはり強いです。
簡単にはブレません。
ブレない人は、
少しずつでも確実に前に進んでいきます。
「好きなことを仕事にする」
それは簡単な道ではないかもしれません。
でも、
• 嫌いじゃない
• なんとなくできる
• 楽しいと感じる
そんなことの中にも、仕事はあります。
「ゲームばかりやって…」のその先に
「ゲームばかりやって」
そう言われがちな世界にも、
ゲームを作り、届け、支える仕事があります。
好きなことを仕事にすると、
裏側が見えて嫌いになることもあります。
でもそれは、
やってみてから決めてもいい。
私は憧れの世界に足を踏み入れ、
裏側を見て、正直嫌いになりました。
それでも自分を掘り下げ続けた結果、
「ここではない」と気づけた。
そして今、
嫌な部分が見えてもなお
「関わっていたい」と思える場所に出会えています。
最後に｜仕事探しに悩むあなたへ
まずは、自分の棚卸しをしてください。
納得がいくまで、自分と向き合ってください。
それでも見つからなければ、
いろんなことに挑戦してみてください。
遠回りに見えても、
その経験は必ずどこかでつながります。
長くなりましたので
この辺で失礼します。
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